今日から酒のない人生を歩もう

日々感じた事を綴っています。

みなさん一緒にお酒をやめてみませんか?!

酒の無い生活は本当に What a wonderful world!

山口達也氏も読んでほしい"酒と罪"の実話(引用)

引用。ヤフーニュースより。

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山口達也氏も読んでほしい"酒と罪"の実話

5/13(日) 11:15配信

 

■飲んだら負けと誓う人が、なぜ「気づいたら飲んでいた」のか

 裁判傍聴をしていると、アルコール依存症の被告人にときどき遭遇する。

 

(中略)

 法廷で被告人がよく口にするのがつぎの言葉だ。

 「気がついたら飲んでいました」

 「そんなわけはないだろう」と心の中でツッコミたくなるが、何度も聞かされると、本当にそうなんだなと思えてくる。

 アルコール依存症の自覚がある人は、酒を断つことの難しさを知っている。多くの被告人も、酒がうまいとか酒の席が楽しいといった安易でルーズな理由で飲むのではない。むしろ逆だ。

 もともとは、自分は一滴でも飲めば連続飲酒してキリがなくなり、何をしでかすかわからないから、飲んではならない、飲んだら負けだと心に強く誓っているのだ。しかし最終的には、「気がついたら飲んでいた」という事態に陥る……。

(中略)

 ▼刑務所で断酒するために「居酒屋で日本酒一升」無銭飲食

(中略)

 覚悟を決めた被告人たちの多くは日本酒換算で軽く一升は飲む。ビールに始まり焼酎、日本酒まで、閉店まで粘りに粘ってフルコースを堪能するのがパターンだ。そしてお約束のように会計時に少し抵抗してから捕まる。

 「逮捕されたときのことは覚えていませんが、意識が戻ったら警察にいて、これで飲まなくてすむんだと思ったらホッとしました」

 まるで捕まえてくれてありがとうと言わんばかりの態度に、なった人にしかわからない、アルコール依存症のつらさが現れていると僕は思う。話を聞けば聞くほど、被告人たちは――酒のことを除けば――普通の人たちで、十分に更生できる可能性があると思う。

 アルコール依存症と戦いながら日々を過ごしている人は大勢いる。当然ながら彼らのほとんどは犯罪者にもならず、ストイックな生活を貫いている。非依存者には、彼らが今日も一日飲まずにいることの大変さを理解することはできない。できるのは邪魔をしないことくらいなのかもしれない。

 まずは、酒を飲みたがらない人にかける、この一言をやめることから始めてはどうだろう。

 「まあまあ、野暮なことは言わないで、一杯だけ付き合えよ」

コラムニスト 北尾 トロ